daily notes

さようなら、ありがとうございました

■昨年末から意識混濁の状態で入院していた中学時代の恩師・W先生が、24日月曜、亡くなった。 所属していたサッカー部の顧問で、運動神経0の不甲斐ない僕を、時にはけなし、鼓舞し、あきらめずに、指導してくれた。 ■メールで訃報を知って激しく脱力。飲み…

この目のフィルムに焼こう

■選挙の取材をしながら、いろいろ考える。 立候補するという人格が異常なのか、出馬という行動に出る人間は意外に平凡な人格なのか、それとも‘人のために何かする’という感情の発露が政治家になるということにしか見出せないのか。だとしたらそれはそれで異…

昼夜が完全に逆転した

ある人のブログを読んでいたら彼氏のことを‘交際相手’と書いていて、とてもいいなーとおもった。 ‘恋人’とか‘ダンナ’とか呼んで過剰装飾しない感じ。 素敵だ。 交際相手と呼べる人、まったく無し!!! 東京出身と言う度、特に地方に行くといろんな説明やら…

音痴のためのレクイエム

まったく目途が立っていないが、次にバンドで公演をやる時は、こんなサブタイトルにしようかと考えた。 その方の有名性を問わず、春以降、多くの訃報が耳に入る。 ‘亡くなる’ことは‘無くなる’ことか。たぶん違うとおもう。■友人や家族のそばにいたい時でも働…

マッドサマーのディープ神奈川

京急で上大岡を超えると、これだけ海が近いのになぜか荒野を感じる。 こんな神奈川が好きだ。■8月はこの辺りにばかり来ることになるだろう。太陽ギンギン、蝉がぎゃんぎゃん、飲んだ端から汗がダバダバ。 ■数年前までオッサン達の「暑いね」「いやぁほんと…

広島から戻ると8月だった

広島滞在の終盤、現場近くに最高のチルアウトスポットを見つけた。 ■広島から帰って来たのは7月末日。 滞在していた一週間で一度だけ繁華街にある東急ハンズを訪れたが、あとはすべて横川という街にいた。■広島駅へ向かう帰りのタクシーで平和公園に寄って…

唇をかみしめて

■先週はバタバタと自分が出身した大学のサークルの取材。敬語でいくべきか、タメ口でいくべきか迷ったが、「去年単位いくつ取ったの?」の質問に「36です」と答えられて、以降ずっと敬語に。■空き時間が出来たので仁と少しだけコーヒーを飲んで話をした。 …

八月手前の狂詩曲

■広島へ向かう新幹線。通路を挟んで斜め前のオッサンがiPodでゆずのライブ映像を見ている。 ゆずマニアで無い僕でも、北川悠仁がタンバリンを激しく叩き跳び跳ねたりレスポンスを求めたりしていることからその曲が確実に『夏色』であることがわかる。 ……夏だ…

ハロー・アゲイン

この日記によって堀江の現在の状況を把握している人(内容が曖昧かつ私情まみれで申し訳ないですが)も若干名いらっしゃるようなのでお伝えしますが、今日会ってきました。元気でした! この歌を大音量で聴く日があってもいいだろう。 ■やっとだ。ほんとにや…

夏休みだった

豚の鼻の形をしたお菓子(こわい)を咥えているチッタくん ■夏休みが決まった途端、オンエアがあったり商品VTRの発注があったりで金曜日は出勤。■金曜夜、サックマンと待ち合わせて下北沢へ塚本功さんのライブを観に行く。 サックマンと携帯の地図を見な…

解散までの閑散

■親が録画してあった『すべらない話』を観る。どれも面白かったけど、翌日以降、栃木弁の人の「とんぼの首がとれた話」しかおもいだせない。 ■先週末の夜、喫茶店で喋った黒ちゃんがあまりにも求道的でたくましかった。 たとえばラフなコード譜が出来上がっ…

アメリカは死んで、またしても夫婦が生まれた

■小学生の頃、ディズニーランドで一番好きなアトラクションが『キャプテンEO』だった。 ■僕にとってマイケルジャクソンは音楽表現の人というより映像表現の人だった。マイケルのPVによって、映像の世界を志した人なんて世界中にとんでもない数いるんじゃ…

湿りながら晴れている

可愛すぎるよ!木村カエラ! 疲れすぎだよ!清田隆之! ■なんだかんだいって渋谷ばっかりの6月だ。 ■『婚活・アンド・ザ・シティ』、かなりラフだけど完成。けど長くないかな。1番のAメロだけで1分40秒あった。う〜ん…。まあ週末録ってみよう。 ■なん…

水無月のコーヒーは美味しい

■夢によく出てくる渋谷というのがあるのだが、実際の渋谷とは異なる。 実際の場所関係でいうと、宮益坂を昇ったあたり/旧パンテオンの裏あたりにBunkamuraと新宿・コマ劇前が混ざったような区画があり、そこにはロータリーがあって、モスバーガーがあって、…

試されているのだろうか

レッド(1) (KCデラックス)作者: 山本直樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/21メディア: コミック購入: 15人 クリック: 221回この商品を含むブログ (168件) を見る山本直樹『レッド』1巻読了。 映画を観に行けないフラストレーションを山本直樹で埋め…

ただひたすらやさしくたぐり寄せるとよい

■12日は15時より局試写。懇切丁寧な試写でちょっと胸が痛む。「あー何日俺は鹿児島の編集やってんだ」と自己嫌悪。 ■次回ロケ地が広島に決まる。ゆっくり行ったことがなくて行けなかった県・広島。ワクワクする。上の人たちから「ユニコーンの地元だぞ!…

スタジオで個人練習をした

■こないだ日記のタイトルで使った‘物憂げ’という語彙を初めて知ったのはこの歌によってだ。中学生の当時、はっきりとした‘物憂げ’なんてわからなかった。 ■今日の午前、一人で三茶のスタジオへ。 13日の披露宴で歌う『世界中の人に自慢したいよ』の稽古。 ■…

短パンでやって来たアイツ

6月13日のクライアント、スタジオに現る!! 俺が警察官なら間違いなく職質する。 短パンの男はひたすらノロけて帰って行った。 ■9月には姫がパパになる。細野大さんにひきつづき‘お父さん感’があまりにもないパパの誕生だ。大丈夫なのか、日本のお父さ…

物憂げな日々がつづいている

■セリ&蘭ちゃんの結婚式引き出物でもらったグラスがすごく良い。焼酎・バーボン・ワイン、なんでもうまい。大切にしよう。 ■6月13日会場のサロナードカフェに電話したら、大してバンドの音に制限がないことが判明。なんじゃそりゃ…。こっちはバンドがボ…

5年後も春はぼろぼろ

読みたくねえ〜\(゜ロ\)(/ロ゜)/ ■入院していた頃、「最低でも5年間は投薬をつづけること」と医者に言われた。それを聞いたときは「なげえー」という絶望しかなかったが、なんだかんだで退院してからもう5年が経ったのだ。 ■「治ったか?」と聞かれれば…

日本一汚い海の世界一綺麗な景色

藤子Funky不二雄、或いは、藤子Fuckin’ 不二雄・作「東京湾にメンチ切るドラえもん」 ■ゆうべユニコーンへ行けなかった憂さ晴らしに、帰り道、東京湾を見渡せる埠頭で缶ビール。東京で一番好きな場所を問われたらここと答える。 レインボーブリッジの向こう…

肝臓は健康

■鹿児島から帰って来ればひたすら編集。精神状態が絶不調。お酒を飲んでないので肝臓だけが絶好調。たぶん。 ■う〜ん、参ったな、しかし。何かを完成させなければいけない時にこういうモードに入ってしまうのは非常によくない。物を作ることが楽しめなくなっ…

やっと東京へ帰ってきた

■たとえば80年代のRCの野外ライブを見ると、ステージと観客の間にものすごく違和や乖離が感じられる。ライブ会場を訪れる日本人の観客の多くが、せいぜい立ち上がって手拍子するぐらいしか‘ライブの楽しみ方’を知らなかった頃から清志郎のパフォーマンスは…

いろいろ見えるから、いろいろ見えない

■鹿児島に着いたのは3日の昼。 ■さすがにGW中の羽田はゲートがものすごい行列で20分はかかった。オカンに絶対マスクをしてけと押しつけられるが羽田にマスクしてる人はほとんどいない。 ■編集でほとんどニュースを見ていなかったが、インフルエンザって…

悲しいときも涙なんか見せられない

■仕事に追われてほったらかしにしていた携帯には、深夜、訃報を知らせる友人からのメールが何件か入っていた。編集をしなきゃいけないし、朝の8時には飛行機で鹿児島に行かなきゃいけないのだが力がまったく入らない。泣いてる場合じゃないんだが巨大な喪失…

鹿児島ロケハン〜バンド練習〜結婚式〜お見舞い

■人間がんばって早起きすれば午前8時半に鹿児島に行けちゃうもんだ。 ■数少ない未踏の都道府県・鹿児島。あらゆるランドスケープが骨太。曇りだとちょっと怖い。 ■行きANA、帰りJALだったがANAのほうが断然好きだなー。なんでかはわからない。けど…

春の魂

■東京に帰ってくれば陽光がまばゆい。この季節、太陽はアスファルトが白むまで照りつける。かといって嫌気がするほど暑くはない。無敵の季節。 ■京都のビジネスホテルで電話越しに潤が提案した、堀江にみんなで色紙を贈るというアイデアがイベントになりつつ…

ミライちゃんとお別れ

■京都滞在期間中、僕は取材対象者に「ミライちゃん」と呼ばれていた。 子供の頃なら泣いて拒んだであろうこの呼び名も、関東人が一番嫌われかねない京都の地で呼ばれると恥ずかしいけど嬉しくてたまらなかった。 眺めない・にらまない・見つめる。 ■一軒のス…

犬よこせ

まだ猫の町にいる。 結婚相手とかいらない。 犬をよこせ。 ■午前中、八さんと電話。つかの間、不安から逃れるが土曜日の本番のことを考えてもやはり不安だ。 ■昼飯は小さめのサンドイッチにしたが、半分も食べられない。その時におとといから食事を残し続け…

次第にこの町が好きになる

■関西弁で一番好きなのは「許されへんねん」だ。「許せへんねん」ではなく「許されへんねん」が好きだ。 「許せへんねん」は明らかに主語が発言者であるが、「許されへんねん」の主語はちょっと‘神の気配’がする。神様とか仁義とか社会とか時代とか‘ドデカイ…