2011-01-01から1年間の記事一覧

追憶のハイウェイ東北・「ONCE AGAIN」

4/12「ONCE AGAIN」 ■栗原市のホテルをチェックアウト。余震が集中したこの時期、寝る時間を惜しんで働きまくってくれたホテルのスタッフとも今日でお別れとなる。 ■今日も栗原から石巻を目指す。 ■相変わらずチンサムロードは多い。 しかし、昨日デコボ…

追憶のハイウェイ東北・「時代は変る」

4/11「時代は変る」 ■2004年3月26日。『ニュースステーション』の最終回で、久米宏は自分が「民間放送(民放)を愛している」と述べ、その理由を「国民を戦争にミスリードしたことが一度もないから」としている。 ■日本の民間放送は戦後から始ま…

追憶のハイウェイ東北・「夢の中」

4/10「夢の中」 マツダ・プレマシー、2000cc 田町のマツダレンタカーで借りて 目黒のファミマでおにぎりや飲み物を買って 「悲しみの果て」に来た。 ○ 【余震、死者3人に 東北けが283人】 宮城県で震度6強を観測した東日本大震災の余震で、9日…

追憶のハイウェイ東北・「サイケな恋人」

4/9「サイケな恋人」 ■ホテルのロビーには石油ストーブが置かれていて、やかんが焚かれている。そのお湯を客は使っていいことになっていて、ゆうべ、僕らもそのお湯で持ってきたチキンラーメンを食べた。チキンラーメンがこんなに美味いとは思わなかった…

追憶のハイウェイ東北・「働く男」

4/8「働く男」 ○ 【耐えれば必ず強い人間になれる】 記憶も生々しい28日目。「第1次」に比べれば被害は小さいけれど、亡くなった方もいる。お悔やみ申し上げます。自然というヤツは、時を選ばず、こっちの都合を考えず牙をむく。 7日午後11時32分は総務…

追憶のハイウェイ東北・「ガストロンジャー」

4/7「ガストロンジャー」 ■起床。コアラと僕はそれぞれ休憩室で歯磨き。この施設は給湯器もあり、温かいお湯で洗顔できた。一服するとやがて狼がレンタカーでやって来た。 ■Aさんとも合流。登米での用事が終わってから、まずは南三陸町へ向かう。 ■南三…

追憶のハイウェイ東北・「****」

【追憶のハイウェイ東北】と題された記事は、震災からおよそ一カ月後、仕事の用事で訪れた宮城県滞在時の日記です。 あくまで第一に自分自身の「備忘録」として、主観や個人的な感想、あるいは想像を主軸に記述していきます。いくらかパブリック(とされる)…

拡散すべき歌!

311を過ぎて、すべての表現が一気に意味を変えてしまった気がする。 だけど誰かの歌に耳を澄ます感覚が鈍磨したのかといったら、それには断乎NOを答える。 神経がビクついて歪曲して震えながら泣いている今だから、ギンギンに感じられる声がある。言葉があ…

3月6日未明

Q自分のことをフツーだなぁと思うのはどんな時ですか? 束芋●現代美術家 下世話な噂話が大好きである、 メールした相手から返信がなかなか来ないと、 落ち着かず、クヨクヨしてしまう。 日曜日、『笑点』が観られることが嬉しい…etc. 私という人間はフツー…