ただひたすらやさしくたぐり寄せるとよい

■12日は15時より局試写。懇切丁寧な試写でちょっと胸が痛む。「あー何日俺は鹿児島の編集やってんだ」と自己嫌悪。


■次回ロケ地が広島に決まる。ゆっくり行ったことがなくて行けなかった県・広島。ワクワクする。上の人たちから「ユニコーンの地元だぞ!」と口ぐちに言われるが出来れば僕は武道館に行きたかったんです。


■一度家に帰り楽器をピックアップ。オカンとオトンがメシ食ってて重要なことを聞かされる。まあそういう話でも3人いれば笑いあえるのはいつの間にかいい家族になったんだなあ。

■練習スタジオに向かう車の中、気がついたら泣いていた。


■23時から25時まで初台ノアで練習。
やっとサックマンも合流。サポートしてくれる竹中も来てくれて楽しい練習だった。


■練習後、仕事帰りの蘭ちゃんを代々木で待ち伏せし、ハナレグミからハナレナイグミへのプレゼント。
プレゼントを見た蘭ちゃん「夢ってほんとに叶うんだあ〜」。名言。


■竹中とメシ食ったり道に迷ったりで結局帰宅は4時。


■なんとか起きて9時半頃、八芳園入り。
子供の頃から知っていて当然の距離にあるが、中に入ったのは初めて。車を誘導するガードマンから車輛止めのスタッフ、ロビーのスタッフまで、全員が全員‘素晴らしい結婚’という命題のために動いているのがすごい。28にして八芳園という概念がようやく像を結ぶ。


人間て恐ろしいもので、会社の社長ともなれば猫背だって治せてしまう。「ノートルダムの親友・潤くん」。


■小さいお父さんと可愛いお母さんの式はものすごくフォーマルなのだが、二人の人柄でカジュアルに見えた。
それにしてもヒメってのはナイーブに見えても人格の基盤がやはり九州の骨太な男なのだなあ〜、そういうとこ俺だったらもっとしつこくこだわっちゃうよな〜、ワイルドだな〜、とほぼブルーハーツしか流れない式場でのBGMを聞きながらおもった。


■披露宴では二曲。のちのち清志郎の曲について「オリジナルですか」と何人かに聞かれてすごい罪悪感。ちゃんと言えばよかった。


■式場から渋谷でパツコ・宮田と移動。なかなか無い三人だ。気を遣わなくてよし。


■16時から渋谷ノアで練習。別現場のバンマス不在も役者は揃った。宮田・安澄・彩子も来てくれた。空気が読めないデブも功を奏してムードメイクに一役も二役も買っていた。パツコがぶっ倒れないか当日まで心配だったがこれだけ仲間がいてくれてほんとに助かった。


■練習をしながら『手引きのようなもの』が一体、陽水、民生、どちらが書いたのだろうと気になる。釣りをモチーフにしているから民生が書いたのかも知れないが、言葉づかいが何か所かどう考えても陽水だろうとおもわせる。二人で相談しながら作ったのかなー。陽水と民生は一体何歳離れているのだろうか。


■スタジオから会場まで全員で行脚。やっぱりバンドは楽しい。


■素晴らしい会場にヒメと奈緒子ちゃんの多くの友人が集まり、品もあってジャンク(雑多)でほんとに楽しかった。幹事も、店の方も、別の演者さんも、当初はよってたかって疑っていたが気がつけば全員が友達になっていた。


■会場には麻衣子も来ていた。やっぱり麻衣子のパーティーもバンドで出席したいよなー。どうにかならねえかなースケジュール。


■結婚式っていうのは常々‘All for two’の精神で出来上がっている。結婚式でのtwoはクライアントよりもお金よりも焼肉よりも尊い。 twoのために必死で突き進んでいった時、音楽の神様は必ず微笑む。やっぱりバンドを続けよう。

◇今後バンドについてやらなきゃいけないこと
・『婚活・アンド・ザ・シティ』詞曲
・『未練・オブ・ザ・デッド』詞曲
・『完璧な家族』詞曲
・『stay alive』詞曲
・『大冒険』ブラッシュアップ
・『未成年』ブラッシュアップ
・『オーキッドモンタージュ』バンドアレンジ
・『ハレーション』バンドアレンジ