試されているのだろうか

レッド(1) (KCデラックス)

レッド(1) (KCデラックス)

山本直樹『レッド』1巻読了。
映画を観に行けないフラストレーションを山本直樹で埋める日々だ。


■日曜の夜に打ち合わせなどでIさんの家に行くと必ず大河ドラマを観ることになる。観たくなくても目の当たりにすることになる。僕がこれまでも(きっとこれからも)大河がダメな理由とは、あのカツラなんだとおもう。NHKの大河ともなれば相当なエキスパートがカツラを担当しているに違いないが、それでもあのカツラというのは観る気が失せる。地デジ放送になってなおさら、あのカツラは僕の感情が劇に移入することを拒む。
だが14日、画面を観た途端、ある俳優に度肝を抜かれた。それは石原良純だ。石原の‘あの眉毛’が時代劇に猛烈に効いているのだ。マジであの時代からタイムマシンで呼んで連れてきたかのような眉毛!!人生で初めて石原家の人間に興奮した瞬間だった。


■Iさんのインド行きが決定。


■15日で試写はなんとかクリアし、19日に本編集。長いオフラインだった。ただ家族がこんな時期にIさんにたっぷり付き合ってもらってしまい胸が痛む。


■15日夜、『婚活・アンド・ザ・シティ』の曲作り。曲はほぼ出来た。期限もないし歌詞は丁寧に考えたい。


■16日は宮崎から出張で東京へ来ている伸ちゃんと銀座で昼食。
「食べたいもの考えとけ」と言われたが会うまで何も考えず、とりあえず松屋に入って精養軒へ行く。精養軒の名前と、それが洋食屋であることは知っていたけど入るのは初めて。伸ちゃんによれば生前のじいちゃんが1年がかりで精養軒の社長の自宅を建てたらしい。初耳だ。やっぱりオトンより伸ちゃんのほうが圧倒的にじいちゃんとコミュニケーションをとっていたのだなあ。
ネームバリューに劣るわけなく、すごく旨いよ精養軒。


■ランチタイムは館内ほぼ全面禁煙なため、食後、伸ちゃんと屋上で一服。オトンから明日の検査についてきてほしいと頼まれたとのこと。そんな類のお願いを身内にするような人じゃなかったけどなー、とおもいつつも少し安心。伸ちゃんに励まされる。僕をかばって「死ぬまでに嫁でも孫でも見せてやればいい」と言ってくれるが、ごめん、自信ないよ。


■オトンの検査は明日だ。何に祈ればいいのだろうか。祈るまでもないだろう。どちらかと言えば病状がはっきりすることを祈ろう。


■ライブが終わると必ずノドが腫れたり荒れたりする。気が抜けてタバコを吸いすぎてしまうからだろうか。そろそろタバコを辞める時期なのかなー。