なぜか12月の実感がない
■東名阪!一泊寝たら阪名東!みたいなスケジュールで行って来いして帰ってくると距離感覚がマヒする。
■レンタカーは運良くプリウス。ガソリンの減らなさに愕然。ただエンジンがボタン式であり、キー回してぶるるるるっの儀式がないのが残念でもあり。
■行きも帰りもIさんとひたすら女パンクを聴く。
■取材していた高校生がとある全国大会に出場したのだが優勝!発表の瞬間、ぐっと涙腺が熱くなるのをこらえた。
■ずいぶんと日記を更新するスパンが空いてしまったが、少し誰かに読まれていると知ると日記を書くことに行動や思考が規定されてきてしまった本当に愚かしい。んなアホな話あるか。
■9日は渋谷AXでミドリと9mm Parabellum Bullet(キーボード打つだけで必死)のライブ。AXは今年二回目。前回は高橋幸宏。当たり前だが客層が違いまくる。
■ミドリはそれなりに前知識があったが、ミドリより前の9mm Parabellum Bullet(コピペ)が開演した時点でこれは‘現在ニッポンのティーンエイジャーが足を運ぶライブの中で最ヤバの類い’ということに気づく。
■モッシュの嵐に否がおうにも好戦状態となり、ダイブしたがる子を次から次へと持ち上げる。途中コンタクトを探しはじめる女の子がいて、一応僕と同年齢ぐらいとおぼしき方と彼女を守ったが無理だよコンタクト。ここでコンタクト見つけるのは砂漠より無理!
■9mm半分も見ずに戦線離脱してロビーでぐったりしてしまい、ふと見上げたらそこにはミドリのジャケットのオッサンがいた……!
- アーティスト: ミドリ,後藤まりこ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: CD
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■週末は今年最初の忘年会。後輩の方たちの忘年会に呼んでいただいて参加。忘年会なのにどこかアウェイ。だけどその分フレッシュだった。
■終電を逃しひばりが丘の名知夫妻の家に泊まらせてもらう。この辺りは確か亡くなったW先生が最初に入院していた昭和病院から程近かったのではないか。
■今年はW先生が夏に亡くなって以降、しんどい時はいつも病床の先生をおもいだして自分を鼓舞したつもりになっていたような気がする。それが死者に対する接し方として幼稚なのはわかっているけれど、結局最後の面会で僕の握る手に応答しようとしてくれた握力こそ――それが錯覚だったとしても生活に移行できる最大の形見だった。
■この季節には必ず暮れに向けての熱波のようなものが体を駆けめぐり、高揚感と寂寥が胸の中でざわつくのだが今年はそれがない。スケジュール表はだんだん真っ黒になっていき、銀座の界隈は街ごと今年の大団円に向かっているようだが自分自身はいたって落ち着いている。
■年齢や馴れということではなく【福知山S】を取材したものがどのような顛末を経て完成に向かうか、そればかりを考えているからだろうか。試写の悪夢にうなされることも多い。いよいよ明後日。万全を尽くそう。
■ゆうべは久々にホソノハウスへ。ニコちん、どんどん人間になっていくがお父さんは相変わらず。
ニコちん、初めて喋った言葉が「はっぱ」。なんだかアムステルダム!!!