0826

8/26水曜
16時より三軒茶屋ノアにて八さんとこれまでのオリジナル楽曲をデモ録音。(「昨日」「北まで」「婚活〜」「キャスターマイルド〜」「オーキッド〜」「未成年」「保母〜」「フリークス」)
3時間あれば十分とたかをくくっていたが、「ルーツ」「ハレーション」「スケッチブック」「大冒険」などは録れなかった。
比較的新たに作った曲の方が、質感が生々しく迫ってくるものとして感じられる。去年以前に作ったものに関してはスタジオで奏でてもメンバー間での興奮や情動の磁場が生まれづらい。「北まで」など、たとえ一人でもメンバー以外の他者が聞き手としてスタジオに混ざっていてくれれば、演奏する意義や悦に入る余地がまだあるとおもうが限られた曲数のレコーディングに持ち込むには気が退ける。
録音後、八さんのカーステで確認、逡巡。使っているコードが近しいことを八さんに指摘され★、なるほどとおもう。八さんとパツコがレコーディングしたい曲として推す曲は、ほとんど近しい。八さんもまた「フリークス」に強い関心を示してくれるが、安易さとそれが教示するかのような杜撰さが作曲者として透けて見えてしまうからあまり録りたいとおもわない。「フリークス」は、いつか‘音楽室’というコンセプトで仲間や仲間のガキを大量に集めてどこかの貸しスペースでドンチャンやりたいと八さんと話す。★★
食事後、だいぶ空いて深夜0時、目黒ロイホに黒ちゃんに来てもらい、相談とごく簡単な目安立て。この方がいるだけで、ある種の夢想が具現しそうに見えるから不思議だ。一応のところ、あくまでこの日の時点でだが「キャスターマイルドマイガール」と「未成年」がレコーディングのメイン候補に。★
ただ「キャスター〜」に関しては、頭の中で鍵盤がいい具合に鳴らない。「未成年」に関してはバイオリンがなかなか鳴らない。歌詞だけを尊ぶクソみたいなボキャ自慢音楽にならないだろうか。この二曲を選んだことについて、まずはそれが心配。