バンドの練習、ひさびさの編集

■日曜日は三軒茶屋のスタジオでバンド練習。
実際問題考えて、どう転んでも4月26日の本番までにまともに参加できるのはこの練習が最後だ。ゾッとする。


■ただこないだの練習で少し落ちたオリジナル曲への‘意気’が蘇生された気がした。
これはうれしいし、はげしく興奮する。本番披露の3曲のうち、超圧倒的にオリジナル曲を歌うこと、グーニーズでセリと蘭ちゃんのために演奏することに感動を覚える。ワガママなピアノもマイペースなベースもやっとスタジオに来たしね。
ちょっとパツコの体調が心配。



パツコがいないスタジオは男しかいない。


■いろいろとメンバーにぶん投げる形で僕は京都ロケに行かねばならない。申し訳ないともおもうが、申し訳なくないともおもう。


■練習後、会社に戻りセリと蘭ちゃんの写真構成のVTRづくり。がんがんアイデアは頭に湧いてくるが、技術と体力がおいつかない。
すこし編集機をいじってない期間がつづいたのでスピードも落ちた。
ギターもそう、編集機もそう、カメラもそう、大切なのはとにかく道具をいじること。


■膨大な量のセリの写真を見つめ返していて、あらためてかなり多くの時代を友人として過ごしてきたことに気づかされる。出会ってから16年で、その間お互いの酸いも甘いもなんとなく知っているのだけれど一度も深入りはしなかった。バンドというものが核にあったから、かなり‘行動’に直結する局面があったのだけれどお互いの人生には価値観の部分も含めてほぼ干渉していない。
セリのために自分の何かを押し殺したことというのがおもいだせないのだが、セリはどうだったのだろうか。たぶんたくさんあったのだとおもう。
写真を見ていると、セリは9歳のころから(!!)相当獰猛な目つきをしている。怒れる目つきのピークは中学の頃だし僕と出会った時期だが、ある時期セリはやさしい顔になった。写真を見ればはっきりとわかる。セリの顔が変わったのは蘭ちゃんに出会ったからだ。


■バンドは『オーキッド/モンタージュ』という歌をプレゼントする準備をしているが、まさかそんなタイトルの歌を無責任につくっておいて、二人の写真をならべていく編集作業をモロにやることになるとはおもわなかった。気がつけば朝だった。


会社の後輩がモンゴルロケのお土産として買ってきてくれたコースターがかわいくて気にいってるんだけど、すべての汚れを吸収してしまうのが弱点。飲めば飲むだけコーヒーカップの足跡だらけになっていく。なんでもモンゴルはフェルト依存率が高いらしい。