現実と逃避と現実

■構成が何もまとまらぬまま王子にある堀口先輩(通称ロボ)の家へ行き花見。
着いたのが遅すぎて桜をまともに見れなかったが、Wあややもいて焼肉へ。
絶好調においしい焼肉屋さんだった。しかも安い。




■焼肉ってなんで人を幸せにするのかね?って話をした2時間後ぐらいに、桜ってなんで人を幸せにするのかね?って話をしている僕たちは幸福だ。


■あやAとあやBは終電で帰ったが、奥さんが旅行中のロボさんの家に僕だけそのまま泊まる。
ロボさんが素っ気なく出してくれたワインを遠慮なしにグイグイ飲んでいたのだが、ボトルが空く手前でものすごいおいしいワインだということに気づく。ワインのことなんてまるでわからないが、それでもなんだか後味が絶妙、いい感じで臭い、すげえ旨いのだ。
聞いてみりゃイタリアだかどこかで買ってきたものとのこと。
最初に言ってよ!っていう話だ。そんなとこがロボさんの好きなとこ。悪いことした。


■去年末の紅白のビデオを観る。やっぱり紅白はいいなー。
紅白もまた焼肉や桜と同様に‘分析のできない確たる何か’がいいんだろう。


■昼まで寝ていたが「北朝鮮がミサイルうっちゃったよ」といわれて目を覚ます。反射的に「マジですか」と言ったがマジなのだろう。そして別に動揺もしない。前田司郎の小説をおもいだした。


■いよいよ仕事が詰まってきた。セリの結婚式VTRも引き受けちゃったしな。
こっちの現実のほうが飛翔体なんかよりよっぽどリアルだ。


■利享は堀江のお見舞いに行ったらしい。顔色がよかったというメールがきてほっとした。