新宿方面な日々



■妹沢奈美さんという音楽ライターが気になる。

SPA!の『ひとり紅白歌合戦』のレビューがよかって、その後雑誌『クロスビート』を生まれて初めて買ったら妹沢さんの評論がわんさか載っていて、昨日TSUTAYAのカードを数カ月ぶりに復活してオアシスのアルバム借りたらライナーノーツが妹沢さんだった。
さらにネットで妹沢さんを検索すると無人島プロダクションの主宰(?)をやられているらしいのだが、そのプロダクションはchim↑pomのマネージメントもしているようなのだが現在僕のパソコンのデスクトップ画面はchim↑pomが広島上空に書いた「ピカッ」の写真だ。
勝手に縁を感じてしまう。「せざわ」さんと読むらしい。「いもざわ」さんじゃなかった。妹尾河童とか、小野妹子とか、名前の「妹」は「いも」と呼まなきゃって気がしてた。ジブリの色彩を指揮してる人も「妹」が名前にあったような気がするけど失念。


ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース

ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース


■ちょうど一年ぐらい前、立て続けに買う本買う本、池澤夏樹とリンクすることがあった。


■たとえば仕事で訪れる場所でも縁を感じる場所というのはある。たとえばここ3年間にうちの会社で発生した京都ロケっていうのはすべて僕が行っている。北海道も全部参加している。まったく違う時期の別案件なのに不思議だ。


■30日から1日にかけて、三日連続で新宿の取材。三日も連続で新宿に行くのは最近なかなかないな。まだ新宿との縁は残っているのだろうか。


■取材先の人たちが夢に出てくる。みなさん温かい。


■1日からJRが全面禁煙。電車内で見たがあのポジティブな全面禁煙のCMに違和感を覚えるのは僕が喫煙者であるからだけではないだろう。禁煙と正義の癒着は正義にとって迷惑なだけだ。
こないだBLOCKBUSTERが壁にやっていた頃のブックをぱらぱら眺めていたら、大学が分煙するにあたって打ったポスターが載っていてあらためて凝視してしまった。好きな広告だ。このポスターとJRのCMを比較すれば禁煙や分煙についていかに時代が逡巡することをやめてしまったのかがわかる。逡巡のない正義なんて、どう考えてもすごくマズい。


■1日は新宿で取材のあと三脚を買いに中野へ。遅い昼飯にカフェだとおもって入ったお店が実はショットバーだったが、異常にカレーがうまかった。カレーひさしぶりだな。


■三脚を買った帰り中野から東西線を途中下車して電話をかけなくてはならず、通っていた大学のある駅で降りたら偶然にも今日が入学式だった。
曇天の通りを嬉々として歩いているスーツ姿の方々は、見事に10歳年下だ。なんか変な感じ。
だけど吐いたゲロの多さなら負けない。意地にすらなってないが、だからこそ彼らより世界の楽しさを知っている気がする。


■会社に帰ってきたら大トラブルシューティングが待ち受けていた。久々に心拍数があがって、たいして寝てなかったので頭の中の清濁がめまぐるしく循環しているのが自分でもよくわかる。雷がゴロゴロ鳴る中、超へヴィー級の電話の応酬。
結果オーライ。トラブルについてはOさんに救われた。


■八さんとスタジオにでも入りたかったのに残念。冗談が少ないエイプリルフールだった。