デモ音源ができた


■日曜日に余興の演奏を終えたばかりだが、4月26日にまたしても余興―――しかもメンバーの!結婚式の!――があるために9時から八さんと初台のスタジオに入る。
とりあえず曲はできている。
構成は普通の歌なんだけど、AメロからBメロ、そっからサビの落差やトーンの違いがすごかったりして理解してもらえるか・愛してもらえるか不安だったのだけれど、そこはすぐさま理解して八さんががっついてくれた。やっぱり八さんに褒められるために楽曲作りに燃えるとこは大いにあるなー。
八さんだけでなく、メンバー全員、新曲を大いに楽しんでくれればいい。
そしてセリと蘭ちゃんを祝おう。


■タイトルはやはり『オーキッド/モンタージュ』にしたい。
独り言と痛快なロックンロール、そこから歌謡へいって、やがてビートルズへと収斂していく歌は‘モンタージュ’というワードが相応しいようにおもう。
10年間時折ちらちら見ていた、くっついたり離れたりのセリと蘭ちゃんは、春めいていて淡々としていて真ん中はほっこりと暖かいカップルといった印象だ。
1カットごとの動画をディゾルブで紡いでいくように、この歌もやっぱりモンタージュでフレーズをつないでいけたらきっと二人に似合うんじゃないかな。



■家から初台までの道のりは最悪。まったく山手通りはいつになったら工事が終わるのだろう。通行量のわりにおそろしく車線は少ないし、歩道を走るしかないのだが凸凹がすさまじい。
それにひきかえ初台から会社までの道のりは最高。四谷から赤坂に下らないで、わざわざ大回りしてお堀をまわってきた。空気は冷たいが春が近い。
自由が丘のソニックユースにつづき、皇居周辺でのホワイトストライプスというのもおそろしくマッチしない。
何度かイヤホンを外そうとしたが、一度付けたイヤホンなら外してもすぐに寂しくなるのがわかるから外さない。
音楽なんて無くってもきっといいのだろう。だけどあることを知っているから必要と感じ、ただただ聴き、ひたすらに熱狂してしまうのだろう。



■携帯のボタンがあっちゃこっちゃとれたので修理に出す。代替機は相当に見てくれのイケてない型だが、意外と使いやすい。


■会社に着いたら着いたで昨日買い換えたばかりのダイナブックの設備を整える。
情けない話、新しいマシンに囲まれてるだけで仕事に意欲的になれてしまう。


■バンド活動にばかり肩入れしていてはいけない。いや肩入れしていい。もっと肩入れしろ。だけど考えるべきことをないがしろにしちゃダメだ。