轟々と冬が終わろうとしている

■14日土曜は下北沢で練習。練習後、後片付けにみんなが非協力的なことにキレてしまった。投薬を今年からほとんどやめたが、最近少し怒りっぽくなったかな。ちゃんと人の話を聞こう。散漫になり過ぎないように物事を整理してとらえよう。このノートもそのためだ。

■練習のあと、セリと俊とパツコと新宿・しょんべん横丁の岐阜屋へ。ここ最近、取材している新宿「B」と岐阜屋がとても気にいっている。新宿率が高い。
セリとなんで今はさくさく作曲も編曲もうまくいって、昔はうまくいかなかったかをなんとなく話す。ざっくりとしか分析できることでないけれど、ヨッシーが今後も参加してくれるのであればベストメンバーな気がする。

■15日日曜は本番当日だが、夕方から自由が丘で練習をして、そのまま会場である代官山へ。
それにしても春到来とはまだまだ言いがたいものの、日曜はいい天気だった。東銀座で出来たてのシャツを受け取って着替え、そのまま自由が丘へ行ったのだが、快晴の自由が丘にプレイヤーから流れていたソニックユースはあまりにも似つかわしくなかった。う〜ん、他のCDを持ってくればよかった。さらに誤ったのは練習よりだいぶ前に自由が丘に着いたのだが、持っていた文庫本が『隔離という病』というハンセン病についてのルポで、読みふけっているうちに今日が友人の結婚パーティーであることをすっぽり忘れそうになる。


■自由が丘のスタジオにはPAの黒ちゃんも来てくれた。ここ最近(考えてみれば大学の卒業パーティーでのライブから)お世話になっている。黒ちゃんはほんとに整理して音楽を考えられる人だよなあ。しかも感情を潰さずに。会うたびに敬服してしまい感謝してしまう。ただ黒ちゃんの前で歌うのは恐れ多くて少し恥ずかしい。


■会場に入りセットを組んで即リハーサル。ただ、開場前にわんさかお客さんが入場してしまってリハどころではなかった。なんだったんだ、あれは。新郎新婦以外ほとんど全員いるじゃないか。
21時に新郎新婦入場。新婦はキレイかったなー。知り合ってからの9年で間違いなく一番キレイかった。


■そして22時過ぎに本番。
悪くはなかった。けど、良くもなかった。主役である新婦が喜んでくれたから良しとしよう。ただ今回の余興ライブで急遽足した3曲目『君の友達』は選曲として明らかに間違っていた。もう今後二度と‘誰かのいい曲’を人の前で歌うのはやめよう。やる側も聞く側もきっとつまらない。迷ったらにぎやかな歌を探そう。
いつになったらライブは楽しいと断定することができるのだろうか。いつまで経っても萎縮し、心臓のスピードが体を硬直させ、乏しい乱雑さだけが残った演奏を披露してしまう。呼んでくれた人たちからはたくさんの褒め言葉をいただいたが、照れ笑いを返すことしかできない。

(写真左から)テロリスト、連続殺人犯、小児性愛者(奥)、マザコン性神経症疾患者(手前)、越後湯沢原理主義者(奥)、同人誌「女よ!」編集長(手前)、シオニスト楽家(奥)、痴女(手前)、過激派、末端性肥大症、喫茶‘ピーターパン’マスター。
全員執行猶予の身。

■会場を出てから機材搬出を待っていてくれたトーキョーアライブのメンバーと揃って家路へ。


■わざわざこの日のために京都から東京に出てきたという、‘日本一俺と本棚がかぶる女’田中雅子が品川に泊っていたので2時頃まで飲む。話は尽きるわけが無い。今でこそ雅子が近場に住んでたらしょちゅう連絡とって飲むんだろうな。いやあ、ここまでガンガン喰って飲んで喫って喋ってって奴は、性別問わず飲んでて楽しいよ。


■ここまで前髪の無い人間を生で見るのははじめてかもしれない・・・。


■今日は会社のパソコンが壊れて新しいノートパソコンを買ってもらった(!!!!)



≪やらなきゃ表≫

◇企画【新宿B】の構成案/取材の進め方について

◇自主制作【H】の撮影前準備〜スケジュールなど確認

◇0426披露のオリジナル作詞曲・選曲

◇企画【京都S】のスケジュール組み〜構成案


■明日は出社前に八さんとスタジオでデモ作りだ。


「隔離」という病い―近代日本の医療空間 (中公文庫)

「隔離」という病い―近代日本の医療空間 (中公文庫)