炸裂(SAKU-RETSU)4






第十八共徳丸


鹿折唐桑気仙沼







炭酸ランキングに異変が!


長らく一位の座にあった三ツ矢サイダーが、遂に一位の座を受け渡す。


そのマスカットサイダー、最高につき。


鹿折復幸マルシェ,気仙沼










八幡神社


松崎中瀬,気仙沼







俺ら岬の 灯台守は
妻と二人で 沖行く船の
無事を祈って 灯をかざす
灯をかざす





星を数えて 波の音きいて
共に過ごした 幾歳月の
よろこび悲しみ 目に浮かぶ
目に浮かぶ


(「喜びも悲しみも幾歳月」)

















「壊滅」という言葉の横柄さと、そうとしか呼べない眼前の光景と。


陸前高田市役所庁舎,陸前高田







 その町は知っていた。
 あのキャスターの声で。
 あの新聞のインク字で。
 あのネットの電光文字で。
 土地を踏み、ニオイを嗅ぎ、息を吸い、ついにその町が像を結ぶ。
 像を失くした町が。耳で空鳴る町の名前が。やっとここで像を結ぶ。
 その町のことは、そうです、いまさら訪れてもその町のことは、

 何も知れない。






ユーミンの言葉でいえば、「悲しいほどお天気」


















knock, knock, knockin' on heaven's door 





knock, knock, knockin' on heaven's door





knock, knock, knockin' on...





加茂八坂神社,大船渡


















濃い青の上で、カモメが謳う。



大船渡湾

















志津川南三陸町


デジカメの電池が切れてしまい志津川では二枚の写真しか撮ることができなかった。志津川の駅へ行くと、驚くべきことに「そこにホームがあった」。初めて目にしたホームは、すでに多くを欠いているし歪んでもいる。コンクリが隆起していて点字板が踊っているように曲がっている。それでも「駅にホームがあった」。「駅にホームがあること」に驚いているという奇異さがまずある。震災の後、何度か志津川駅を訪れたが、そこにホームがあったことはない。ホームのない駅は「まるで駅の証左のない駅」だった。だが現在、志津川の駅にはホームがあった。たぶん誰かが土砂をかき、それは現れた。この町を覆った巨大なかさぶたの、ほんの一かけら(その全体は途方もない)が剥がされた。表出した志津川駅のホームは、そんな風に目に映った。

















皐月の東北,太平洋サイド。

いたる所で牡丹桜が咲き誇る。





またここに来た。





日和山公園


日和が丘,石巻







EVER GREEN, NEVER SEEN.





公園と隣り合わせに鹿島御児神社がある。







祭囃子が聞こえる。




















血で、
      肉で、
            肌で、
                  心で、



何が祭りか知っている。







SAKU-RETSU 4








MY FAVORITE TOHOKU(わたしの好きな東北)









1〜3.陸に乗り上げた船(DS)/4.5.陸に乗り上げた船/6.気仙沼Ⅰ/7〜9.復幸マルシェ/10.気仙沼Ⅱ/11.12.八幡神社までの道/13〜15.八幡神社/16.17.八幡神社からの眺め/18.八幡神社・階段/19〜22.陸前高田市庁舎/23〜25.陸前高田市庁舎周辺/26.陸前高田市庁舎(ロング)/27〜31.加茂八坂神社/32〜34.大船渡港/35.大船渡のカモメ/36.37.志津川駅にて/38.桜(日和山公園)/39.足元(日和山公園)/40〜44.日和山公園/45〜47.鹿島御児神社/48〜52.清める人/53〜81.鹿島御児神社・祭りの光景/82.日和山からの眺め